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変動金利はいつ上がる?2026年のスケジュール

2026年6月、日銀は政策金利を1.00%へ引き上げました(約31年ぶりの水準)。これを受けて大手行の短期プライムレートは8月3日に+0.25%改定され、多くの銀行では10月の見直し・11月返済分からこの引き上げが既存の変動金利にも反映される見込みです。ただし時期や幅は銀行により異なり、なかにはPayPay銀行のように7月の時点ですでに引き上げを行った例もあります。以下、確定している事実だけを時系列で整理します。

何が起きているのか:利上げから返済額への連鎖

住宅ローンの変動金利は、多くの銀行で「短期プライムレート」という指標を基準に決められています。この短期プライムレートは、日銀が決める政策金利の動きを受けて銀行が改定するものです。今回のケースでは、2026年6月に日銀が政策金利を0.75%から1.00%へ引き上げたことが起点になっています。これはおよそ31年ぶりの水準とされています。この利上げを受けて、メガバンク3行の短期プライムレートは2.125%から2.375%へ、+0.25%の改定が2026年8月3日に予定されています。りそな銀行も同じく+0.25%(2.375%→2.625%)の改定です。短プラが上がるということは、それを基準にしている変動金利型の住宅ローンにも、いずれ影響が及ぶ可能性があるということです。

いつ、いくら上がるのか:3つの節目

ここで大切なのは、「10月に見直して11月から」というのはあくまで多くの銀行に共通して見られる見込みのタイミングであり、すべての銀行が同じ日程で動くと確定しているわけではない点です。実際の見直し月・適用月は契約している金融機関ごとに異なります。

銀行によって時期は違う:PayPay銀行はすでに動いた

その代表例が、PayPay銀行です。多くの銀行が10月見直し・11月適用の流れになるとみられるなか、PayPay銀行は2026年7月の時点ですでに変動金利を先行して引き上げています。これは「利上げの影響がすべての銀行に同時に、同じ幅で及ぶわけではない」ことを示す実例です。金利の見直し時期・見直し方法(年1回・半年ごとなど)は、契約している銀行の規定によって変わります。「うちの銀行はいつ改定されるのか」を知りたい場合は、契約時の金銭消費貸借契約書や、借入先の銀行公式サイトの金利ページで確認するのが確実です。

先行きの観測(保証ではありません)

今回の利上げが最後とは限りません。年内にさらなる利上げが行われるとの観測があり、なかでも12月が有力視されているとの見方があります。長期的には、2027年頃に政策金利が1.5%程度になるというシナリオも語られています。ただし、これらはあくまで現時点での観測・シナリオであり、確定した将来を保証するものではありません。金利がどう動くかは今後の経済情勢次第で変わり得ます。

なお、参考までに2026年7月時点の新規借入向け変動金利の例を見ると、UI銀行0.845%・三菱UFJ0.945%・住信SBI0.95%・SBI新生0.99%・みずほ1.025%・auじぶん1.134%・三井住友1.275%・楽天1.50%と、銀行によって水準は大きく異なります。これは「これから借りる人向け」の金利であり、すでに返済中の人の適用金利とは別の数字ですが、銀行ごとの金利差の大きさを知る手がかりにはなります。

まず自分の増加額を知ることから

「多くの銀行で11月から上がる見込み」と言われても、自分の返済額が実際にいくら増えるのかは、残高・残り年数・現在の金利によって一人ひとり違います。次の一手は、ニュースの数字を眺めることではなく、自分のローン条件を入力して概算額を確認することです。下のツールに残高・残り期間・いまの金利を入れると、+0.25%や+1.0%になった場合の毎月の増加額を10秒で概算できます。

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